黒鉄 (1) (講談社漫画文庫) 価格: 683円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 半殺し(一回死んだが)に遭った主役が蘭学者によってアンドロイドになる話。 そして言葉の話せる刀をたずさえ旅に出る…暴力描写は非情で残忍だが、その筆づかいのおかげであろう、なぜか読み進められるのである。 平気で殺人を犯すがどこかお人よしで情け深い。「黒鉄」が一度死んでしまったからであろう。それは「死んだから人間性を失った」のではなく「シリアルキラーがかつて(この舞台でもそうだが)孤独であるから、唯一の友が刀という殺人道具だから」である。 気がつけばこの不思議なメタ時代物の面白さに惚れているはず。それは単純にストーリーも絵柄も優れているからである。 |
京都見廻組 価格: 1,523円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 この本のメインはもちろん「見廻組」についての話ですが、新撰組のエピソードも少しあります。 新撰組ファンなので買ったのですが、これがなかなか面白い!史実がよく解かるのはもちろんのこと、黒鉄氏の漫画の独特の世界観&シニカルな絵柄にぐいぐい引き込まれてしまいます。一度読んだらとことんハマること間違いなし! 幕末史に興味がある方にもお薦め。 一読あれ! |
幕末暗殺 (PHP文庫) 価格: 880円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 テレビの露出度は高いが、まんがの方はあまり一般向けでない黒鉄ヒロシの作品。維新前後の暗殺列伝である。暗殺という陰惨な題材を扱っているせいもあるが、実に暗い絵柄で、ちりばめられた黒い笑いも無気味。グロテスクな表現も多い。しかし、コマ割の見事さ、単純な描線ながら的確な表現は、彼の確かな実力を証明している。彼の絵はおそらく、彼の頭の中に浮かんだ光景をそのまま絵にしたものだろう。悪夢のような、夜店の「覗きからくり」のような運びである。好きな絵ではないが、見事だ。ついでながら、清潔で明るく元気な新選組が世間を賑わしている現在、彼等が見敵必殺の暗い殺人者集団であったことを本書で再認識した。いい時期に読ん |
MATFER BOURGEAT オーブン用ベーキングトレイ ベーキングトレイ 黒鉄(ブルーテンパー) 3101.01 価格: 4,568円 レビュー評価: レビュー数: ●商品名MATFER BOURGEAT オーブン用ベーキングトレイ ベーキングトレイ 黒鉄(ブルーテンパー) 3101.01●寸法:400mm×300mm(フレンチハーフサイズ)●板厚:1.5mm |
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黒鉄ぷかぷか隊 VOL.1 価格: 1,000円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 日本が独逸やそのオマケと組んで世界中に喧嘩かましてた頃のあるフネのお話です。故郷を離れ荒波を越え、遠く喜望峰までたった一隻単独航海で敵国商船を探し求める...こともしますが別に重い話ではなく、素晴らしくキャラのたったクルー(乗組員)達の日常や非日常や超?日常なんかにちょっと妖しい色気をまぶしたとっても嬉しい軍艦絵巻! 何がいいって、副長に内務長が恋心を抱き、とってもイケてるけど妖しい臭いのする同盟国U?boat艦長がちょっかいをだし、Sっ気のある敵ロイヤルネィビー駆逐艦長がそこにあらゆる意味で突っ込みっ! それにね、セーラー(水兵)がセーラー服着てるんです。んん、あたりまえ |
幕末暗殺 価格: 1,500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 テレビの露出度は高いが、まんがの方はあまり一般向けでない黒鉄ヒロシの作品。維新前後の暗殺列伝である。暗殺という陰惨な題材を扱っているせいもあるが、実に暗い絵柄で、ちりばめられた黒い笑いも無気味。グロテスクな表現も多い。しかし、コマ割の見事さ、単純な描線ながら的確な表現は、彼の確かな実力を証明している。彼の絵はおそらく、彼の頭の中に浮かんだ光景をそのまま絵にしたものだろう。悪夢のような、夜店の「覗きからくり」のような運びである。好きな絵ではないが、見事だ。ついでながら、清潔で明るく元気な新選組が世間を賑わしている現在、彼等が見敵必殺の暗い殺人者集団であったことを本書で再認識した。いい時期に読ん |
黒鉄 (3) (講談社漫画文庫) 価格: 683円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 必要とされたい、自分の存在価値、自分にとって大切なもの、大切な人。人は誰かに必要とされたり、必要としたりすることで生きていく上でのパワーが沸いてくる。しかしそれが全くなければ一体何のために自分は存在していて何のために生きているのかすら見えてこなくなり、最後には死ぬことすら考えてしまう。様々な過去を背負って生きているそれぞれの思いが、悲しく、そして潔く交差するこの巻は第一部完結とともに迅鉄達のこれからをさらに期待できる作品です。 |
黒鉄 (2) (講談社漫画文庫) 価格: 683円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 読めばぐいぐいとこの黒鉄の世界へ引きずり込まれ、主人公の迅鉄をもっと知りたくなる魅力的な作品。読んだ後しばらくは黒鉄ワールドにはまってしまいます。一度死んでしまったからこそ、簡単には命をなげうつ事はできない、そして自分の消せない過去を背負って生きていくことの辛さ。でも、すこしづつ迅鉄の中にも人間的な温かみが滲み出てくる巻です。 |