清水の次郎長 (下巻) 価格: 1,600円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 上巻に続いて、次郎長の晩年を描く。安藤文吉伝という資料を使っての「石松斬殺」一件に関する考察は読ませます。またあとがきにある「司馬遼太郎の龍馬が行く」が流行した頃、次郎長物が衰退していくということに対して、よりためになる「ドラマ」の登場により、あまりためにならない「ドラマ」が退場したという指摘は(本人は素人意見だと謙遜しているが)なかなかの卓見だと考える。上巻ともども読んで欲しい一冊です。 |
赤兵衛 価格: 1,600円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 読むべし!時代を超えて、抱腹絶倒。。黒鉄ワールドここにあり?ぃ!!モノクロの時代を感じる文庫を見つけてはまっていた者には、フルカラーって。。 パート2もお願いしたいです! |
伝説 日本チャンバラ狂―名作時代劇おもしろドキュメント 価格: 1,260円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 「水戸黄門」「木枯らし紋次郎」「てなもんや3度笠」など誰でも知っている 人気時代劇をペリー荻野&黒鉄ヒロシのコンビが合作し、わかりやすく解説。 マニアならずとも楽しめる内容の本になっている。 なかでも興味深いのは「木枯らし紋次郎」「京都太秦映画村」の誕生秘話だ。 「木枯らし紋次郎」は保育園時代にブームになったのは記憶しているが、 (中村敦夫氏の決め台詞・楊枝を飛ばす事・テーマソングなど・・・・) リアルタイムでは観たことが無かった、その頃はまだ我が家は白黒テレビで NHKと民放1局しか映らない機種だったからだ |
葉隠―マンガ日本の古典 (26) 価格: 1,325円 レビュー評価:2.5 レビュー数:2 肥前・鍋島藩の志士たちのバイブルともいえる、「葉隠」。 その「武士とは死ぬこととみつけたり」という言葉はあま りにも有名で、江戸期における武士のあり方をある人がま とめたものだそうです。内容に興味はあるものの、原書を 読むと「古事記」を読んだときのように、難解だとこまる ので、この書物に入り口を求めた。 残念ながら本書は、漫画でもなく活字でもない中途半端な 仕上がりとなっているように感じました。もともと分厚い 書物を、漫画にすることが難しい、というのは良くわかり ますが、 |
モンテ・クリスト伯 痛快世界の冒険文学 (15) 価格: 1,575円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 フランスを代表する作品、「モンテ=クリスト伯」を子供向けに分かりやすく書いたものです。 内容は、幸福だった船乗りのエドモンを無実の罪で恐ろしい闇牢へおいやった3人にエドモンが復讐の鉄槌を下すというお話。復讐劇といえばこれをなくして語れません。このお話が日本人(他の国のことは知りませんが)にうけがいいのは、復讐という少しダークなテーマと、主人公が決して許すことのできない3人に復讐をしながら虚しさや迷いを感じていくという複雑な心情を描かれているからじゃないかと思います。勧善懲悪のお話とはひと味違う名作ですね。 さて、この「痛快世界の冒険文学」版の「モンテ=クリスト伯」ですが、 |
|
ぱんぷくりん セット 価格: 1,999円 レビュー評価:4.0 レビュー数:8 縁起物を使ってあるので昔話のようでもあるがそうでもない。現代において忘れてしまいそうな縁起物に託して人の葛藤や気持の歪みをさらっと触れているようです。お話は短いしストーリーの展開は残らないかも知れないけど、私達が日常ふっと感じる事を何気なく散りばめてある絵本です。三話だけ紹介してみました。絵本は手にとってみないと本当の絵本の『味』はわかりません。パラパラとでもじっくりでも絵本を眺めて心の潤滑油にしてもらいたいです。 宝船のテンプク:七福神がそろって乗り込んだ宝船がテンプクしても七福神は慌てない。救助されては、お礼に福をあげ人に喜んでもらっている。転覆しない船に乗るよりもテンプクして福をわ |
||
マンガ日本史傑物列伝―この才覚に学ぶ! 価格: 1,050円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 平賀源内、佐久間象山、楠本イネ・・・名前は聞いたことあるけど一体何をした人なの?なんて人はいませんか。実はこの人達こそ近代日本を作った人だった!ユニークな発想と地道な努力で歴史に名を残した人たちの意外な一面を知ると日本人も捨てたもんじゃないと思えますよ。歴史は嫌いと言う人もマンガなら絶対はまります。日本人は独創性が無いなんてもう言わせない、そんな説得力のある本です。 |
新選組 価格: 1,428円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 とは書いたものの、よく勉強されている感が、随所に見られ、好感がもたれる。 小説ではわかりにくい部分も漫画ならでは、といえる部分に好感が持てる。 |